高砂や その1

 

「高砂や この浦舟に 帆を上げて

月もろともに いで汐の

波の淡路の 島影や

遠く鳴る尾の 沖すぎて

はや住之江に 着きにけり」

 

 

これは伝統的の結婚式で よく謡われる 能「高砂」の一節ですが、和風の式典で浪々と謡が披露されると、自ずから格調が高くなり厳粛な雰囲気が式場に満ちてきます。

今日では「高砂」を「たかさご」と正確に読むことの出来る人が少なくなっていますが、和菓子の王様「もなか」の専門店として、更には 能楽愛好の豊臣家、加藤家、細川家の家臣として四百余年 能に貢献して参りましたことを踏まえて、屋号を「高砂や―たかさごや」として用いることに致しました。

 

結婚式の引き出物として最適の「五色もなか」・・八個入り

(大納言 2ケ、栗芋 2ケ、すりゴマ 1ケ、うぐいす 1ケ、

クルミ 2ケ) 箱付 ¥1560- をご利用下さい。

 

       2017・1・15     高砂や主人 中村 勝

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